生き物2026年2月8日

カメとウミガメの違い

💡 一言でいうと

カメは陸や淡水で生活し甲羅に頭を引っ込められる種が多い、ウミガメは海に特化し頭を甲羅に引っ込められません。

カメとウミガメはどちらもカメ目の爬虫類ですが、生息環境・足の形・甲羅・大きさが大きく異なります。

カメとは

ここでは主に陸や淡水(川・池)に生息するカメを指します。ゼニガメ(クサガメ)・イシガメ・リクガメなどが代表的です。

  • 生息場所:陸・川・池など
  • 足:指があり爪がある(陸上歩行に適している)
  • 甲羅:多くの種は頭や四肢を引っ込められる
  • 大きさ:小〜中型(数cm〜数十cm)
  • 産卵:陸上で産卵
  • 食性:草食・雑食が多い

ウミガメとは

ウミガメはほぼ一生を海で過ごす大型のカメです。世界に7種が存在し、すべて絶滅危惧種に指定されています。

  • 生息場所:海(産卵時のみ上陸)
  • 足:ひれ状(フリッパー)。陸上移動は苦手
  • 甲羅:頭や四肢を引っ込められない
  • 大きさ:大型(50cm〜2m超)
  • 産卵:砂浜に上陸して産卵
  • 食性:種によって草食・雑食・肉食
  • 保護:全種が絶滅危惧種

カメとウミガメの違いまとめ

項目カメ(陸・淡水)ウミガメ
生息場所陸・川・池海(一生の大半)
足の形爪のある指ひれ状(フリッパー)
頭を引っ込めるできる(多くの種)できない
大きさ小〜中型大型
産卵場所陸上(比較的柔軟)特定の砂浜
保護状況種による全種が絶滅危惧種

ウミガメが海に特化した理由

ウミガメのひれ状の足は水中での泳ぎに非常に適していますが、陸上では不自由です。産卵のために砂浜に上がる際も、腹ばいでゆっくり移動するしかありません。甲羅も頭を引っ込められないため、陸上での外敵から身を守る手段が限られます。

ウミガメの産卵

ウミガメのメスは自分が生まれた砂浜に戻って産卵するという驚くべき帰巣本能を持っています。一度に100個前後の卵を産み、砂浜の温度で性別が決まります(温度が高いとメスが生まれやすい)。

海の温暖化による砂浜温度の上昇がウミガメの性比に影響するとして、保護活動が続けられています。