生き物2026年3月17日
タコとイカの違い
💡 一言でいうと
タコは足が8本で丸い体、イカは足が10本(触腕2本を含む)で細長い体をしています。
タコとイカはどちらも軟体動物の頭足類ですが、体の形・足の数・生態・味が異なります。食卓でもおなじみの2つの生き物の違いをみていきましょう。
タコとは
タコは**8本の腕(足)**を持つ軟体動物です。頭のように見える丸い部分は実は胴体(外套膜)で、目と口の周りに8本の腕が生えています。
- 腕の数:8本(全て同じ長さ)
- 体の形:丸くてずんぐりしている
- 吸盤:腕の裏側に2列に並ぶ
- 骨:なし(貝殻の名残である内骨格もほぼない)
- 墨:少量、主に防御用
- 生態:岩場の隙間に隠れることが多い
タコの得意技
タコは体色を素早く変えるカムフラージュが得意です。また、8本の腕を使って複雑な動きができ、ビンの蓋を開けるなど高い知能を持つことでも知られています。
イカとは
イカは10本の腕(足)を持つ軟体動物です。8本の腕に加え、獲物を捕まえるための長い触腕(しょくわん)が2本あります。
- 腕の数:10本(短い腕8本+長い触腕2本)
- 体の形:細長い流線型
- 吸盤:腕の裏側にあり、鉤(かぎ)状のものを持つ種も
- 骨:透明な軟骨(甲)が体内にある
- 墨:大量、逃げるときに煙幕として使う
- 生態:外洋を泳ぎ回ることが多い
タコとイカの違いまとめ
| 項目 | タコ | イカ |
|---|---|---|
| 腕の数 | 8本 | 10本(触腕2本含む) |
| 体の形 | 丸くてずんぐり | 細長い流線型 |
| 内骨格 | ほぼなし | 透明な軟骨あり |
| 墨の量 | 少ない | 多い |
| 泳ぎ方 | やや苦手(這う) | 得意(速い) |
| 知能 | 非常に高い | 高い |
| 寿命 | 1〜2年程度 | 1年程度 |
食べ物としての違い
タコは歯ごたえのある食感が特徴で、たこ焼き・酢だこ・刺身として人気です。加熱すると身が締まってコリコリした食感になります。
イカは柔らかくクセのない味で、刺身・天ぷら・イカリング・イカ墨パスタなど幅広い料理に使われます。生で食べると甘みがあり、加熱してもやわらかさが残りやすいです。
どちらも低カロリー・高タンパクで栄養価が高く、タウリンを豊富に含んでいます。