生き物2026年3月16日

アザラシとアシカの違い

💡 一言でいうと

アザラシは耳介(外耳)がなく後ろ足を前に曲げられないため陸上ではずり這い、アシカは小さな耳介があり後ろ足で歩くことができます。

水族館でよく見かけるアザラシとアシカ。どちらも海に生きる哺乳類ですが、耳の形・後ろ足の使い方・陸上での動き方が大きく異なります。

アザラシとは

アザラシは耳介(外耳)を持たない海棲哺乳類です。滑らかな体と短い前肢が特徴で、水中での泳ぎが得意です。

  • 耳:外耳(耳介)がない。小さな穴だけ
  • 後ろ足:後ろに向いており、前に曲げられない
  • 陸上の移動:腹ばいでずり這いする
  • 泳ぎ方:後ろ足を左右に振って推進
  • 代表種:ゴマフアザラシ・ワモンアザラシ・ハーバーシール

アザラシの特徴

アザラシは水中での動きがとくに優れており、深く・長く潜ることが得意です。陸に上がるとずり這いになりますが、水中ではしなやかに泳ぎます。

アシカとは

アシカは小さな耳介(外耳)を持つ海棲哺乳類です。後ろ足を前に向けて使えるため、陸上でも4足歩行ができます。

  • 耳:小さな耳介(外耳)がある
  • 後ろ足:前に向けて曲げられる
  • 陸上の移動:4足歩行ができる
  • 泳ぎ方:前足(ヒレ)を羽ばたかせて推進
  • 代表種:カリフォルニアアシカ・オットセイ・トドなど

アシカの特徴

アシカは知能が高く、水族館のショーでよく見られるのはカリフォルニアアシカです。前足を使ってボールをバランスさせたり、芸を覚えやすかったりします。

アザラシとアシカの違いまとめ

項目アザラシアシカ
外耳(耳介)なし小さくあり
後ろ足の向き後ろ向き固定前に曲げられる
陸上の移動ずり這い4足歩行
泳ぎ方後ろ足で推進前足で推進
陸上での姿勢体を起こしにくい体を起こせる
知能・訓練やや難しい覚えやすい

見分け方のポイント

一番簡単な見分け方は耳を見ることです。耳に小さな突起(耳介)があればアシカ、穴だけならアザラシです。

次に陸上の動きを見ましょう。体を起こして前足で歩けるのがアシカ、腹ばいでもぞもぞ動くのがアザラシです。

セイウチとの違いは?

セイウチは耳介がなくアザラシに近い仲間ですが、長い牙(上顎の犬歯)が特徴的で、体も非常に大きいため区別は簡単です。