仕事・資格2026年3月5日

弁護士と司法書士の違い

💡 一言でいうと

弁護士はほぼすべての法律問題を扱える法律の総合家、司法書士は登記・供託などを専門とし、簡易裁判所での訴訟代理も一部できる専門家です。

法律のトラブルが起きたとき、弁護士と司法書士のどちらに相談すればいいのか迷うことがあります。2つの資格の違いを理解しておくと、適切な専門家を選べます。

弁護士とは

弁護士は司法試験に合格し、司法研修所での実務修習を経て資格を取得した法律の専門家です。法律に関するほぼすべての業務を行うことができます。

  • 資格取得:司法試験合格+司法研修所(1〜2年)
  • 業務範囲:法律問題全般
  • 代理権:全ての裁判所で訴訟代理が可能
  • 相談内容:民事・刑事・家事・企業法務など全般
  • 費用:比較的高め(相談料・着手金・報酬金)
  • 所属:弁護士会(各都道府県)

司法書士とは

司法書士は司法書士試験に合格した、主に登記・供託・裁判所への書類作成を専門とする法律の専門家です。特定の認定を受けた「認定司法書士」は簡易裁判所での訴訟代理も行えます。

  • 資格取得:司法書士試験合格
  • 業務範囲:登記・供託・書類作成が中心
  • 代理権:認定司法書士のみ簡易裁判所(140万円以下の案件)
  • 相談内容:不動産登記・会社登記・相続登記・債務整理など
  • 費用:弁護士より比較的安め
  • 所属:司法書士会

弁護士と司法書士の違いまとめ

項目弁護士司法書士
試験司法試験(難関)司法書士試験
業務範囲法律全般登記・書類作成が中心
訴訟代理全裁判所でOK簡易裁判所のみ(認定者)
得意分野裁判・交渉・刑事事件不動産・会社登記・相続
費用感高め安め

どちらに相談すべきか

弁護士に相談すべきケース

  • 裁判(訴訟)を起こしたい・起こされた
  • 刑事事件(逮捕・起訴など)
  • 離婚・慰謝料・財産分与の交渉
  • 140万円を超える損害賠償請求

司法書士に相談すべきケース

  • 不動産の売買・相続による登記変更
  • 会社設立・役員変更などの商業登記
  • 簡易裁判所での少額訴訟(140万円以下)
  • 過払い金の返還請求

迷ったときは弁護士に相談するのが確実ですが、登記関係は司法書士の方が専門性が高く、費用も抑えられます。