食べ物2026年3月10日

ジャムとマーマレードの違い

💡 一言でいうと

ジャムは果肉を砂糖で煮詰めたもの、マーマレードは柑橘類の果皮(皮)も一緒に煮込んだ柑橘系専用のジャムです。

朝食のパンに塗るジャムとマーマレード。どちらも果物を使った甘いスプレッドですが、使う原料と製法に明確な違いがあります。

ジャムとは

ジャムは果物の果肉(または果汁)を砂糖とともに煮詰めた保存食です。いちご・ブルーベリー・りんご・ぶどうなど、様々な果物で作られます。

  • 原料:果肉・果汁+砂糖
  • 使う部分:果肉が中心(皮は基本的に使わない)
  • 対応する果物:ほぼすべての果物
  • 色:果物の色がそのまま出る
  • 味:甘みが強く、果物の風味をストレートに感じる
  • 食感:果肉のつぶつぶ感が残るものから、なめらかなものまで様々

マーマレードとは

マーマレードは柑橘類の果肉に加えて皮(果皮)も一緒に煮込んだジャムです。皮が入ることで独特の苦みと香りが加わるのが最大の特徴です。

  • 原料:柑橘類の果肉+果皮(皮)+砂糖
  • 使う部分:果肉+皮(ピールと呼ぶ)
  • 対応する果物:オレンジ・夏みかん・レモン・グレープフルーツなど柑橘類のみ
  • 色:オレンジ色や黄色が多い
  • 味:甘さの中に柑橘の苦みと香りがある
  • 特徴:皮の繊維質が透き通ったゼリー状の中に浮いている

ジャムとマーマレードの違いまとめ

項目ジャムマーマレード
使う果物全般柑橘類のみ
使う部分果肉中心果肉+皮
味わい甘み中心甘み+苦み+香り
苦みほぼないあり(皮由来)
見た目果物の色半透明にピールが浮く
食感果肉のつぶ感ゼリー状+皮の食感

マーマレードの「苦み」はどこから?

マーマレードの独特の苦みは、柑橘類の白い皮の部分(アルベド)に含まれるナリンギンというポリフェノールが原因です。この苦みがマーマレードらしい風味を作り出しています。

苦みが得意でない場合は、皮をしっかりゆでてから使うと和らげることができます。

どちらを選ぶべきか

甘くてフルーティーな風味が好きならジャム、さわやかな苦みと柑橘の香りが好きならマーマレードが向いています。紅茶との相性はマーマレードが特に良く、スコーンには甘いジャムとクロテッドクリームが定番です。