テクノロジー2026年2月16日

WiFiとBluetoothの違い

💡 一言でいうと

WiFiはインターネット接続や大容量データの高速通信に使う無線LAN、BluetoothはイヤホンやキーボードなどとPCやスマホをつなぐ近距離無線通信です。

WiFiとBluetoothはどちらも無線通信技術ですが、用途・通信速度・距離・消費電力が大きく異なります。

WiFiとは

WiFiはインターネットへの接続やデバイス間の高速データ通信を行う無線LAN規格です。主にルーターを経由してインターネットに接続するために使われます。

  • 正式名称:Wi-Fi(Wireless Fidelity)
  • 通信速度:数十Mbps〜数Gbps(高速)
  • 通信距離:屋内で30〜100m程度
  • 消費電力:Bluetoothより多い
  • 主な用途:インターネット接続・動画ストリーミング・ファイル転送
  • 周波数帯:2.4GHz・5GHz・6GHz

Bluetoothとは

Bluetoothはスマートフォン・PC・周辺機器を短距離で直接つなぐ無線通信規格です。ルーターなしで機器同士が直接通信できます。

  • 通信速度:数Mbps(WiFiより遅い)
  • 通信距離:10〜100m程度(バージョンによる)
  • 消費電力:WiFiより少ない
  • 主な用途:ワイヤレスイヤホン・スピーカー・キーボード・マウス・スマートウォッチ
  • 周波数帯:2.4GHz

WiFiとBluetoothの違いまとめ

項目WiFiBluetooth
主な用途インターネット接続機器間の短距離通信
通信速度速い(Gbpsクラス)遅め(数Mbps)
通信距離広め(100m以上も)短め(10〜100m)
消費電力多い少ない
ルーター必要不要
同時接続数多い少ない
接続設定やや複雑シンプル(ペアリング)

同じ周波数なのに混線しない?

WiFiとBluetoothはどちらも2.4GHz帯を使っていますが、異なるチャンネルを使うことで混信を防いでいます。ただし両方を同時に使うと干渉が起きて速度が落ちることがあります。その場合はWiFiを5GHz帯に切り替えると改善します。

BLE(Bluetooth Low Energy)とは

最近の家電・スマートデバイスでよく使われる「BLE」はBluetoothの省電力版です。センサーデータの送受信など、少量のデータを継続的に送る用途に最適で、ボタン電池で1〜2年動作する機器も作れます。スマートウォッチ・体重計・スマートロックなどに使われています。